【尾瀬】空の高さ、草紅葉、秋尾瀬へ
どうしても私を尾瀬に行かせたくないのか。
5月に計画した時は残雪が多すぎて、そしてこの土曜日は梅雨を超えた大雨によって、経験少ないメンバーを連れて行けず断念。
雨の中歩くのも気持ち良いんだけどね。
そんな尾瀬への憧れが募りに募った今日この頃、昔行った尾瀬を振り返ってみよう、のコーナー。
尾瀬はのんびり気持ちよく、一緒に行く人を選ばないのでいろんなメンバーで何度も足を運んでいるところ。(山小屋での宴会がメインですが笑)
そんな中から直近、昨年の秋に行った尾瀬を振り返ります。
一面に広がる草紅葉と乾いた秋の風の尾瀬へ!
尾瀬のルートと言えば、
・群馬県側からの鳩待峠ルート
・同じく群馬県側からの大清水ルート
・福島県側からの御池ルート
・同じく福島県側からの沼山峠ルート
・そして、少しマニアックな新潟県は奥只見湖側からのルート
とルートに事を欠かないのも特徴の一つ。
そんなよりどりみどりのコースから、今回は鳩待峠からのルートです。
今回のテーマは「草紅葉の尾瀬を満喫して小屋で美味い酒を飲もう!」。尾瀬ヶ原を周回して見晴の小屋で一泊する(湧き水が豊富で無限のチェイサーがある!笑)コースです。
鳩待峠からググッと降った先、川上川です。
そして
早速クライマックスでごめんなさい。尾瀬ヶ原からみる燧ケ岳。草紅葉もいい色。
尾瀬ヶ原を見晴方面に横切るとずっと燧ヶ岳の荒々しい山容、つまり絶景を眺めながら歩くことが出来るので好きです。(ちなみに、燧ヶ岳は東北以北の最高峰。)
昔登った時はぬかるみに精神力を著しく削られはしましたが、山頂から見下ろした尾瀬ヶ原は最高でした。そのうち書きますね。(雨に振られて尾瀬に行けなかった時に笑
振り返って、至仏山。
あー雲ですね。笑
どんどん燧ヶ岳が近づいて。
沼尻川を挟んで福島県に入ります。(福島県からとったのでこの先群馬県ですが)
湿原からみるとまるで島のようにダケカンバ?小高い木が生えているエリアを抜けると、本日の目的地、見晴の小屋群に到着します。
ちょっと贅沢なビールです。
いやいや、世の中でこれほど贅沢なビールなんて他にあろうか(反語
本日のお宿、尾瀬小屋。
エビスビールが飲めるということでお気に入りです。(そこ?
尾瀬ヶ原方面に開けたテラスがあり宴会に最適です(そこ?
そして、小屋の皆さんが実に親切。ご主人がとても面白い。
(テラスで飲んでたら、お風呂はいるなら今空いてるからチャンスだよ!ってわざわざ教えに来てくださいました。そう、尾瀬の小屋には大体お風呂がついてます。)
グループ個室にも対応して中もとても綺麗。
毎年1回は必ず訪れるお気に入りの宿、もとい、山小屋です。(いや、下手な民宿よりは全てが上)
本日のメインのお酒はこれ!
ナイヤガラ品種を使っているのでとても甘いデザートワインのようなワインです。
なぜシワシワかというと、尾瀬の湧き水に浸して冷やしていたから笑
ペットボトルに詰め替えるとか、色々ありますが、雰囲気を考えればやはり瓶で持ってきたいところ。尾瀬は高低差がないので荷物の重量は気になりません。
荷物のほとんどを占めたお酒におつまみを消費しながら、トランプを楽しみながら、尾瀬の夜は更けていきます。
朝。言葉はいらないですね。
前日は見えなかった至仏山が絶景です。
帰りはヨッピ川沿いに東電小屋周りのルートへ。
昨日の湿原歩きとは異なり、川の流れが気持ちの良い穏やかな森歩き。
有名な話ですが、尾瀬ヶ原はそのほとんどが東京電力の所有地。こうやって橋であったり木道も整備してくれています。尾瀬ヶ原に広がる広大なあの木道を整備してくれる人がいなくなったら、と思うとうすら恐ろしい。感謝感謝。
そんなわけでぐるっと回って鳩待峠へ。
帰りにはお昼ご飯を食べに最近できたばかりの道の駅へ。ふらっと寄れる施設が少ない道中でしたので、これはありがたい。舞茸が美味しかった。
本当は東洋のナイアガラも見ていこうと思いましたが、温泉入って美味しいもの食べて大満足。今回も滝は見ず。
冬のスキーも含めると、何十回と通っている沼田街道ですが、つゆぞ東洋のナイアガラを見たことがないなぁ。果たしてどんなところなんでしょう?
と、そんな秋の尾瀬の話でした。
あー山に行きたい!!
本日も読んでいただきありがとうございました。