【四国・剣山】酷道を超えて日本屈指の稜線の地へ
そんなわけで、令和元年2日の登山は四国は徳島県の剣山へ。
四国遠征最後を締めくくるを四国の名峰はどのような景色を見せてくれるのでしょうか。
さて、最初はまるで山が関係ない話題。
前日に石鎚山へ登ってその後松山へ宿をとっておりました。
松山といえば、そう、道後温泉。
山に行けば温泉がある。山の後に温泉に入らないなんてありえない。
そう、山好きと温泉好きはエヴァンゲリオンとシンジ君ばりのシンクロ率だと言うのはほぼ判例通説の立場。
GW中と言うこともあり夜はとんでもない混雑との話だったため、「朝風呂」入りに、山好きの習性、早出をフル活用して始発電車で道後温泉へ。
道後温泉、建物の外観から街から遠いところにあるんだろうなぁ、と思っていましたが、実は路面電車で15分くらいで着くめっちゃ街中にあります。
電停で始発を待っているとゾロゾロと観光客風の人たちが。
いやいや、こんな朝早くから温泉入りに行く奴なんてそんなにいないでしょう(⌒-⌒; )
いやーな予感を抱えつつ、
こんな可愛らしい電車で道後温泉へ。
はい、朝6時45分時点で、入場まで2時間待ちの大行列でした。
お風呂入るために朝から2時間待ちってΣ(・□・;)
道後温泉の人気を完全に見誤っていました。
流石に2時間も待っていたら今日の予定は松山観光で全て埋まってしまう、、、
と思っていたら、そこは流石観光地
同じお湯にすぐ入れる施設がちゃんと用意されていました。
道後温泉まで来てお風呂に入らず帰ると言う不名誉に浴することもなく無事に朝から贅沢に温泉を満喫しました。
そんなこんなで温泉に入り、市街のスタバで朝ごはんを食べ、松山を完全に満喫して、
朝10時、松山を出発して一路本日のメインイベント剣山へ。
松山から剣山まではおよそ3時間。
どれだけかと言うと、車一台すれ違うのがスレスレの道がずっと続きます。
しかも、
ところどころブラインドカーブなのに、カーブミラーがないΣ(・□・;)
いくらこちらが慎重に行っても向こうが遠慮なく曲がってきたらぶつかるんじゃね、これ。
もちろん、そんな酷道の様子をお伝えする写真なんて撮っている余裕はありませんでした。
と言うことで、道中お気をつけくださいと言うことだけお伝えして、いざやっと、剣山へ。
今回はリフトを使って、一気に天空の世界へ。
決して楽をしたいと言うことではありません。
歩き出しの時点で1750m
車もリフトもなかった頃は本当に秘境中の秘境だったんだろうなぁ。
登り出し、なんだか可愛らしいです。
今回はリフト降りて直進方向から、「大剣道」経由。現地の地図上で60分で山頂です。
ちょっと登ると、大剣神社にでます。
「天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶ」
何、めっちゃすごいご利益ありそうじゃん。
、、、なんだか寂れていました。
そこから少し登ると山頂はすぐそこです。
「剣山の頂上は、昼寝を誘われるようなのんびりとした気持ちのいい所であった。」
いいよ!深田久弥良いこと言ったよ!
剣山の山頂はその名前にそぐわない、本当になだらかでのんびりした、それでいて景色がめちゃくちゃ良いんだから、最高の場所でした。お酒とツマミがあればこの景色だけで寝るまで飲める。
そして、カメラの設定が何故かモノクロになる事件。
意外と味があって良いからモノクロ写真ハマるかも。
そして、剣山最大の見せ場が
次郎笈へ続く最高の稜線。
登山やっている人と稜線好きのシンクロ率はry
草原の稜線と言うと谷川岳から万太郎山へのあの最高の稜線があるけど、
あの稜線ほど素晴らしいものはこの世にはないでしょうと思ってたけど
あったわ
この天気、この稜線、最高でした。
こんなことならもう1日とって、この稜線をテント泊しながら歩いてみたかった。
剣山再履修決定です。
そんなこんな後ろ髪引かれつつ、
山頂の神社で今回も御朱印をもらって、下山です。
ちなみに、今回の山頂スイーツは
一六タルト。甘夏みかん味でした。限定らしいけど、これめっちゃ美味しいです。
思わずお土産に買って帰りました。
そんなわけで、帰りはサクサク、尾根道(CT35分)で下山。
帰りも空の旅を楽しむべく、リフトで下山。
決して楽をしたい訳ではry
登りは次郎笈方面、降りもこの絶景。
リフト乗らない派であっても、このリフトは乗っても損はないですよ。片道1000円程だとしても、この贅沢と引き換えなら安く感じます。
そんな訳で剣山。着いてしまえば登るのは楽々。景色は最高。
そんな最高の山でした。
帰り道は充足感に満ちつつ、でも下りも酷道を1時間降っての帰路となりました。
この日の宿は香川は高松。
道中塩江温泉は新樺川観光ホテルに立ち寄りました。
この温泉。アルカリ性のとっても高い、素人目でも美肌の湯でした。
硫黄泉もあの匂いとか嫌いじゃないのだけれども、湯あたりしがちなので、アルカリ性の温泉が実は好みなのです。
この温泉、意外と知られていないのかガラガラでしたが、最高でした。
そして、夜は高松でうどんを満喫。
高松の繁華街、ライオン通りを一歩入ったところにあって、夜中11時でも行列があるような人気店。
せっかくだし、と名物のカレーうどんをいただきまして、この最高の四国満喫日和を締めくくりました。
四国最高!
以上